タフネスフォーマー工法

タフネスフォーマー工法とは…

タフネスフォーマー工法とは、高強度かつ流動性の高いポリマーセメントを薄層吹付することにより、斜面の表層が亀裂充填・注入(接着)され、被覆の一体化により表面の剥離や欠落を予防する工法です。
タフネスフォーマーとは、タフネスフォーマー混合粉とタフネスフォーマー混合液から成り、混合粉には、高熱処理したシリカ材と厳選繊維素材を加えて配合調整したことにより、吹付しやすいポリマーセメントモルタルになります。高熱処理したシリカ材は、リサイクル資源活用に寄与しています。

タフネスフォーマーの特長

  1. 風化・浸食等により亀裂の発達した岩塊・岩盤に対して、高強度のポリマーセメントモルタルを斜面全体に薄層被覆することにより、岩表面の細かな亀裂に注入・充填接着され、被覆の一体化により表層の剥離や欠落を予防します。
  2. 強力な接着力(1㎡当たり120t以上)を活用して、「岩と岩」「岩とネット」「岩とメッキアンカー」等を強固に接着固定します。
  3. 使用するTFネットは、IR被覆鉄線を使用しており、30年の耐久性が確保されています。また、TFアンカーは亜鉛メッキ仕様となっており、耐久性の向上が図られています。
  4. タフネスフォーマー混合液は、流動性が良く、高所、距離圧送力に優れます。

タフネスフォーマーの用途

  • 特殊配合モルタル吹付工Bでは、施工困難な斜面の防災に摘要
  • 既存の吹付モルタル法面の剥離、欠損部分の再生補修

ー標準使用量ー

  • 1m³当たりの材料使用料(混合液1:混合粉3.5)
    吹付ダレし難いため、対象箇所に適正量を吹付けることができ、無駄吹きが低減できます。
    タフネスフォーマー混合粉 ⇒ 約 68袋/20kg袋      1,362kg
    タフネスフォーマー混合液 ⇒ 約1.9缶/200kgドラム缶    389kg  合計1,751kg

施工フロー

 

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