SSL-M型アンカーは軟岩～中軟岩に適用し、支圧体造成部分を拡孔した後、拡孔部に支圧体を挿入・拡径し、この拡孔部における地盤の支圧強度によってアンカー耐力を確保する工法です。
特徴
- SSL-M型アンカーのアンカー体部はダクタイル鋳鉄材からなる支圧体と芯抜き閉塞パッカーから構成されます。
- グラウトとアンカー体造成地盤との摩擦力に頼らない工法で、湧水や漏水があっても芯抜き閉塞区間をパッカーにより圧入閉塞しておけば、アンカー耐力が低下することはありません。
- 標準的なアンカー体部削孔長は約3～5m（案内孔長を含む）です。
標準構造図
断面図
アンカ－体
諸元
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