SSLアンカー工法(概要)

SSL永久アンカー工法は拡孔支圧型のP型、M型、周面摩擦先端圧縮型のCE型の3工法からなります。

SSLとは

SSLとは「 S pecial S upport atch」の略称であり、アンカー体と定着地盤との嵌合すなわち「はまり合い」機構における特徴を強調した呼称です。

SSLアンカー工法は、さまざまな地盤に応じた全く新しい嵌合(はまり合い)機構”拡孔支圧型アンカー体”を形成することにより、従来の周面摩擦型アンカーの弱点であるアンカー体と定着地盤との進行性劣化を克服しました。

SSLアンカー工法は進行性劣化の影響を受けにくいので、アンカー体長を短くすることができ、かつ定着機構をより完全なものとしました。

 

進行性劣化の克服

設計アンカー力は定着地盤の一軸圧縮強度(σc)と所要支圧面積(F)をもとにして算出されます。確かな理論がシンプルな設計手法を確立し、定着地盤に対応したP、M型の拡孔支圧型と周面摩擦先端圧縮型のCE型アンカー体が長期耐久性を確かなものにしました。

 

大地に根付く

グラウンドアンカーの定着地盤は必ずしも安定地盤ばかりではなく、粘土等の軟弱地盤から極硬岩まで、さまざまな地盤が対象となります。「大地に根づく嵌合メカニズム」これがSSL永久アンカー工法です。

 

適用範囲

注:SSL-CEアンカーは一軸圧縮強度が5~20MPaの場合は試験予定のテンドンで引抜試験を実施し極限引抜力を求めておく必要がある。ただし、RQD60%以上とする。

 

  • SSL永久アンカー工法(P型・M型),SSL-CE型永久アンカー工法は、
    一般財団法人 砂防・地すべり技術センターより建設技術審査証明[砂防技術]を取得しています。

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